I メッセージ、YOUメッセージ、そして、立場メッセージ
コミュニケーションをとるときの、テクニックについて話したいと思います。
誰でもコミュニケーションをとるうえで、反感を買いたくないし、できれば共感されたいですよね。
では逆に反感を買うひととは、どんな感じでしょうか。
たとえば、自分は正しいと思い込み、あなたはこういうひとだと決めつけ、自分の意見を押しつけ、相手を否定するひとです。
オレ、こんなひとは絶対に嫌です。逃げます。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
しかし、これ、自分では気づかないうちにやっていることがあります。
そうならないためにも、ちょっとした心がけで上記のことが、かなり軽減されるテクニックがあります。
ヴィーガンのことを、誰かに説明するとき、アウトリーチするときなどに是非使ってほしいです。
・ひとつめが「 I (あい)メッセージ 」です。わたしメッセージともいいます。
「わたしは〇〇だと思います。」と話すことです。
これは、「あなたが思っていることと、違うかもしれないけど…」「世間で言われていることとズレているかもしれないけど…」という意味が込められているメッセージの出しかたです。
だから、話しかけられている相手は、否定されているとか、決めつけられているとあまり感じず、こちらの話を素直に聞いてくれます。
・ふたつ目が「 YOUメッセージ 」です。あなたメッセージともいいます。
「あなたはどうですか?」「あなたはどう思いますか?」「あなたの考えを教えてもらえますか?」と相手の話を聞きます。
相手のひとは、こっちの話もちゃんと聞いてくれると感じ、安心してくれるでしょう。
・みっつ目が「 立場メッセージ 」です。帰属メッセージ、所属メッセージといい変えてもいいと思います。
これは「〇〇の立場として話す」ことです。相手に共感されやすくなるテクニックです。
たとえば、「自分も5、6年前までは、ふつうに肉を食べていた…」とか、チーズなどの乳製品が好きなひと相手には「わたしもチーズが大好きだったから、なかなかやめられなかった…」などです。
せっかくなので、「でもいまは、ヴィーガンチーズなど、おいしいものがありますよ」とフォローするといいと、オレは思います。
ポイントは相手と同じ立場に立つことです。同じ子どもを持つ母親として…、同じ営業職のサラリーマンとして…、などなど。
すべてに言えることは、相手の立場に立って、相手のことを思い、想像することが大切です。
そして、共感してもらうためには、まず、自分が相手に共感することです。
想像力と、共感力と、思いやりを、
搾取されている動物たちや人間に持ちましょう ♪