反発する心理に気をつける (ヴィーガン)
心理的リアクタンスに注意する。
〈心理的リアクタンス〉とは、
「ひとは自由を制限されると、激しく抵抗し、自由を回復しようとする」です。
ヴィーガンのひとで、アニマルライツや、ヴィーガニズムを、ノンヴィーガンさんに説明するときに、強く反発された経験をしたことがあるかもしれません。
これは、ヴィーガンの説明をしていたとしても、ノンヴィーガンさんは「肉を食べていることを批判された」と受け止めて〈食への自由を制限された〉と解釈したのです。
では、どうしたらいいのか…。
論破することはできるかもしれませんが、論破してもひとは変わりません。
対策としては、無理に説得しようとせず、命令ではなく、提案や質問形式にしてみるといいと思います。
そして、あくまでも相手の自由を尊重することです。
特に質問形式でするコミュニケーションが、ヴィーガンを広めていく上で、有効だと言われています。
それを「ソクラテス問答法」といいます。
たとえば、「あなたはヴィーガンという言葉を知っていますか?」「ヴィーガンをどう思いますか?」
「食べている肉のことを、考えたことはありますか?」「家畜と呼ばれている動物の現状を考えたことはありますか?」「それはなぜですか?」
などなど
相手に自分で考えてもらうのです。
これはタネをまく行為です。すぐに変わることはないでしょうが、いつかきっと、芽が出てヴィーガンになってくれるひとは、必ずいると信じています。
GO VEGAN !