否定形は、肯定系に言いなおす。
オレの学んでいる、コーチングは、
〈否定形は、肯定系に…〉と教えています。
たとえば、
「すぐに緊張するから、緊張しないようになりたい」
よく聞く言葉だと思います。
これを肯定系に言い直します。
なぜ、否定形を肯定系に、言いなおすことをすすめていると思いますか?
たとえば、
「スーパーに買い物に行くのに、ほしくないものリストを持って行っても、自分に必要なものは買えない」ということです。
「シメジはいらない、エノキはいらない」
なんてメモを持って買い物をしても、自分のほしいものは買えません。
逆に
「豆腐、薄揚げ」と、買い物リストを持って行けば、迷うことなく必要なものを買うことができます。
では、「緊張したくない」というのを、
ほしいものに言いなおすとは、どういうことなのか?
それには、ふたつの点を押さえなければいけません。
ひとつは、どういう状態になりたいのか?です。
自然な状態、自由な、自分らしい、笑顔でいる…などです。
これが買い物リストになります。
で、ふたつ目は、緊張してしまう実際に経験した具体的な場面を思い出します。
「人前に立つとき」といっても、いつもどの場面でも、人前に立つと、緊張するわけではないですよね。
「仲のいい友だちの前では、緊張しないけど、あの憧れの先輩の前では緊張してしまう」
というように、コーチングでは、具体的な場面について考えます。
逆にコーチングは、基本的に、具体的なことしか扱えない、ということです。
そして、どうして憧れの先輩の前では、緊張するのか?
どうして、仲のいい友だちじゃぁ、緊張しないのか?
そして、憧れの先輩の前で、どんなふうになりたいのか?
それができている、あなたはどんな気持ち、状態なのか?
これが、ほしいものが並んでいる、スーパーの棚の前にいる感じでしょうか。
などなど、いろいろとクライアントが体験(イメージや実際に体を動かして)しながら、話をしていきます。
ほしいものを持って、レジに向かって歩いている感じですね♪
ちょーざっくりいうと、コーチングは、こんなふうに話が進んでいきます。
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