犬猫をはじめとするすべての動物たちに
福岡県の「北九州市動物愛護センター」に行って来ました。
隣で一人暮らししている、おいちゃんに付き合って♪
なぜかというと、犬猫を譲渡されるためには、65歳以上のひとは、犬猫よりも先に死ぬ可能性があるから、そのとき残された犬猫を引き取るひとが必要らしいのです。
北九州市動物愛護センターでは。
で、65歳以上のおいちゃんにお願いされて、社会科見学の気分で、一緒にセンターのひとのお話を聞いて来ました。
1番印象的だったのは、殺処分の話で、
北九州市では、平成16年度1,600匹の犬猫が殺されていたそうです。
平成24年度は、1,415匹(内、仔猫が1,058)
様々な取り組みの結果、殺処分が減少。
平成28年度は、29匹(内、仔猫5匹)
で、
なぜこんなに、殺処分が28年度に減ったのか聞いたところ、
平成26年に、国の法律?が変わって、犬猫を引き取らなくても良くなったので、北九州市では引き取ることをやめたからだそうです。
その代わりに、啓発や譲渡会など活動をしているそうです。
それでも、いま、施設には数十の犬猫がいます。
その子たちは、主に交通事故にあった子たちで、ここに運ばれて来たり、
あとは、バス停などに段ボールで仔猫が捨てられていたりだそうです。
引き取り手が見つかればいいけど、見つからなければ、施設の中でずっと暮らすそうです。
施設のひとは、
「死刑(殺処分)はなくなったけど、引き取り手がない子たちは、終身刑みたいなものだ」
と言っていました。
ちなみに、平成28年度の29匹の殺処分された、犬猫たちは、
交通事故で、助けようがない状態で運ばれて来たり、
病気で苦しんで、どうしようもない状態で連れてこられた野良たちだそうです。
ここ「北九州市動物愛護センター」の方針は、
避妊去勢と、猫は室内飼いが絶対で、
それを守ってくれる人にだけに、譲渡するそうです。
避妊去勢、ネコの室内飼いについて、
アニマルライツ(動物の権利)の視点、ヴィーガンの視点、動物愛護の視点、いろいろな意見があると思います。
ヴィーガンの視点だけでさえも、人それぞれです。
人間中心のこの地球上では、犬猫たちにとって、どの考えが絶対に正しいとか、ないように思っています。
少しでも、動物たちにやさしくありたいですね。
GO VEGAN !
for Animals !